スクラバーによる小風量高濃度臭気への対応

こんにちは。今日は小風量・高濃度臭気の脱臭対策のお話しです。

弊社に日々寄せられる脱臭対策のご依頼は、非常に多種多様な「におい」についてのものです。その中でも排気風量は小さいのに、超高濃度臭気というケースが意外と多くございます。

こういった場合、小型の燃焼装置で酸化分解してしまう方法もありますが、小型の薬液スクラバーにて対応する方法もございます。(対象臭気が酸性、アルカリ性のどちらかに偏った臭気に向いています。)スクラバーにも様々な形態がありますが、下記写真の「デオブラスター」は非常に特徴的なスクラバーです。

「デオブラスター」はスクラバー本体に溜められた水(もしくは薬液)に曝気(バブリング)させて気液接触させることで極めて高効率に脱臭することができます。

今回のお客様の場合、対象臭気が硫黄系臭気であったために「ノーズパルF-NO」というアルカリ性の薬液を点滴して脱臭をするため本体材質をPVCで製作いたしました。

 

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「ノーズパルF-NO」という消臭剤は、硫黄系臭気に対し、非常に強力な消臭効果を持っております。従来、この種の硫黄系臭気に対しては次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウムを別々にスクラバー内に投入して使用されることが多いのですが、2つの別々の薬品を使用するため手間が多いのが欠点でした。そこでこれら2つの薬品を1液性に調合したものが「ノーズパルF-NO」です。この消臭剤であればpHセンサーにてpH値を管理するだけで、最適な脱臭効果を得ることが可能です。

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「デオブラスター」の本体には処理風量にあわせて数本の特殊散気管「アクアブラスター」が搭載され、現場の臭気を非常に効率よく消臭薬液と接触させることが可能です。この散気管を使用することで曝気による泡が非常に微細化され、装置内の消臭液の隅々まで臭気ガスの微細気泡を行き渡らせることが可能です。

小風量・超高濃度臭気でお困りのお客様、是非ご検討くださいますようお願いいたします。

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