油煙除去スクラバー「ケスマック」のご紹介

 今日は油煙除去スクラバー「ケスマック」のお話しです。様々な工場より発生するガスには臭気の他、油煙・オイルミストを含んだものがありますが、脱臭対策を講じる上でそれらが脱臭の妨げになるケースがあります。

 今回、製菓工場の油揚げ工程より発生する油煙除去対策として「ケスマック」の工場出荷前試運転に立会う機会を得ましたので、皆さまにもご紹介したいと考えます。写真の装置は処理風量200m3/mnの装置ですが、通常の充填型スクラバーに比べると非常にコンパクトな装置となっています。

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 ケスマックの特徴は、高圧ジェットノズルで洗浄水をスクラバー塔内において排気方向に対してフォローに噴射することで、排ガスを誘引するため、送風機を必要としないことがメリットとなっています。高圧ジェットノズルの設置された塔内には、噴射水が衝突し乱流を作り出すための、リングが数か所設けられており、噴射水と臭気やオイルミストが高効率で接触するよう工夫されています。

 噴射水と臭気・オイルミストはスクラバー水槽の洗浄水表面にぶつかることで、臭気・オイルミスト等の吸収を行います。そのため装置の稼働時間により内部循環水表面に、除去したオイルが浮上した状態になります。浮上したオイル分はオーバーフロー排水とともに装置外へ排出される構造となっています。

 

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 下の写真は高圧ジェットノズルの噴射状態ですが、秒速53mという高速度の水が円錐状に噴射されています。一方、最終排気口にはミストエリミネーターが設置されており、開口部からモヤモヤと排気がゆっくり排出されています。

 通常の油煙除去には電気集塵機が多く使用されていますが、ケスマックであれば油煙の他、水溶性臭気の除去も実現することが可能です。油煙&臭気でお困りの方は是非ご連絡くださいますようお願いいたします。

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