水が争うとキレイになるんです

今日は仕事で鳴門海峡に来ました。太平洋と瀬戸内海の潮流がぶつかり合う渦潮を見る機会を得ました。潮の干満の差で最大2mくらいの段差ができるそうです。水の色も東京湾と違い透明度が高いです。

水と水がぶつかり合い溶存酸素量が増えると水はキレイになります。浄化されるのです。この「浄化」の「浄」という字を分解すると「水が争う」と読むことができますが、昔のヒトもこの現象に気づいていたのかもしれません。

弊社では人工的に「水を争わせる」水浄化システム「アクアブラスター」を扱っております。

 

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工場では活性汚泥を使った排水処理場をもっている所が多いですが、しばしば汚水処理場の臭気が近隣や工場内に流入して、臭気クレームにつながることがあります。発生するにおいとしては硫化水素がメインになります。この硫化水素は人体に有害であり、非常に腐食性が高いため処理場自身のコンクリート内部に作用して鉄筋を腐食させ、水槽そのものをボロボロにしてしまいます。

このような場合、特殊散気管「アクアブラスター」を水槽内に設置すると硫化水素の発生をゼロにできるばかりか、汚水処理能力をUPさせることができます。

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汚水に含まれる微生物は、水中の溶存酸素が少なくなると酸素呼吸から硫酸イオン等による嫌気呼吸を始めます。この際に硫化水素を発生させます。つまり硫化水素のにおいのする汚水処理場は酸素不足になっています。

アクアブラスター」は下図のように曝気をしながら水槽底部に堆積したスラッジを巻き上げながら攪拌するため、水槽の隅々まで酸素を行き渡らせることが可能です。十分に酸素があると水中の微生物は活性化して今まで以上に有機物を分解することができます。そのため汚泥量も減容することになります。条件によっては従来の加圧浮上装置も不要になるケースもあります。

もし硫化水素のにおいでお困りの汚水処理施設をお持ちの工場様はぜひご相談くださるようお願いいたします。

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