無敵の脱臭装置

 我々臭気対策コンサルタント会社は毎日お客様の様々な「におい」と対峙しておりますが、「臭気環境アセスメントサービス」実施において、とんでもない「におい」を処理しなければならない場合があります。 

 なかでも「排気風量は小さくても超高濃度臭気」という事例ジャンルがあります。例をあげると香料工場の排気、コーヒー等の焙煎工場の排気、製油工場の搾油工程排気、ゴム工場の排気、アスファルト工場の排気、ビール工場の排気等があります。

 これらの排気は臭気濃度数十万~一千万以上ある場合があります。臭気濃度とはそのにおいを無臭空気で何倍希釈すれば無臭になるかの意味ですが、1000万倍に無臭空気で希釈しても嗅覚で感じる「におい」が存在するのです。そういった超高濃度の「におい」の原因物質はアルデヒド類である場合が多いです。アルデヒド類とはいわゆる「焦げ臭」で物質を加熱したときに発生します。

 ヒトの嗅覚には危険予知の機能があり、身の危険が迫る状況をいち早く感じる特性があります。「焦げ臭」は身の危険である火事を察知する嗅覚の特性で、極めて低濃度でも「におい」として感じてしまうのです。そのためこのアルデヒド臭気を発生させるような乾燥炉や焙煎炉を持つ工場では悪臭クレームが頻発します。 

 この「焦げ臭」を除去する最適な方法があります。下に試験結果を紹介しますが、脱臭効率99,98%の超高効率での脱臭が可能です。脱臭装置出口では臭気濃度1,000となっておりますが、ほぼ無臭に感じる位、良くとれる方法です。

 その方法は燃焼式脱臭装置です。弊社では様々な種類の燃焼式脱臭装置を取り扱っておりますが、触媒式燃焼装置は低温350℃くらいでの脱臭が可能のためおすすめです。無敵の脱臭装置です。

 

 

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 今回のお客様は乾燥炉をお持ちの工場ですが「焦げ臭」でお困りでした。無敵の脱臭装置「触媒燃焼脱臭装置」で除去できるのかどうか、テストを実施してみました。 

 お客様より製品の原料をいただき、工場の乾燥炉と同じ状況を作り出すことで発生する「におい」を「触媒燃焼脱臭装置」に導入し、装置の入口と出口を臭気測定を行います。(三点比較式臭袋法測定) 

 その結果が上の試験結果です。試験結果ではお客様の排気臭気よりかなり高濃度になってしまいましたが、脱臭装置出口ではほぼ無臭に感じます。まさに無敵の脱臭装置です。

 このように「においの原因物質」を少量いただければ、事前に脱臭効果を確認することが可能です。

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「小風量なれど超高濃度臭気」のお客様には、「触媒燃焼脱臭装置」は本当におすすめです。下の事例は東京有数の高級住宅街に出店されたクラフトビール工場併設レストランですが、ビール製造時に発生する超高濃度臭気を完全に脱臭しています。熱源は電気です。お客様の工場にある熱源(都市ガス、LPG等)があればこちらの仕様も製作が可能です。ただし排ガス中に触媒毒となるようなシリコンや硫黄分、粉じん等がある場合は前処理が必要となりますので、ご検討の際はガス成分を「臭気環境アセスメントサービス」にて確認する必要があります。

  

 

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